ねらい
- 星が動いて見える理由を地球の自転で説明できる
- 天球・天頂・子午線・南中の意味を言える
- 方位(東西南北)と空の見え方を対応づけられる
この面で使う言葉
- 天球
- 空を、自分を中心とした大きな球の内側と考えたもの
- 天頂
- 自分の真上の点
- 子午線
- 天頂を通り、真北と真南を結ぶ線
- 南中
- 天体が真南に来て、いちばん高くなること
- 自転
- 地球が1日に1回、西から東へ回ること
星は動いていない。回っているのは自分
星が東から西へ動いて見えるのは、地球が西から東へ回っているからです。
電車の窓から見る景色が後ろへ流れるのと同じで、動いているのはこちら側です。
空を「自分を中心とした大きな球の内側」と考えると、位置を言い表しやすくなります。
真上が天頂、天頂を通って北と南を結ぶ線が子午線。天体がこの線に来ることを南中といいます。
押さえどころ
- 星が動いて見えるのは地球の自転のため
- 地球は西から東へ回るので、星は東から西へ動いて見える
- 天頂=真上/子午線=天頂を通る南北の線/南中=真南に来ること
自分の資料を差し込む教科書の天球の図、授業プリント
覚えているか — この面の言葉
黒い部分をタップすると答えが出ます。
| 用語 | 意味 |
|---|
| 天球 | 空を、自分を中心とした大きな球の内側と考えたもの |
| 天頂 | 自分の真上の点 |
| 子午線 | 天頂を通り、真北と真南を結ぶ線 |
| 南中 | 天体が真南に来て、いちばん高くなること |
| 自転 | 地球が1日に1回、西から東へ回ること |
ねらい
- 1時間で15°動くことを、計算の根拠つきで言える
- 南の空と北の空で、見え方がどう違うか説明できる
- 北極星がほとんど動かない理由を言える
この面で使う言葉
- 日周運動
- 地球の自転によって、天体が1日で1回りして見える動き
- 北極星
- 地軸のほぼ延長線上にあるため、ほとんど動かない星
- 1時間15°
- 360°÷24時間。星が1時間に動く角度
1日の動き(日周運動)
1日で1回り、つまり24時間で360°。だから1時間では
360 ÷ 24 = 15°です。この数字さえ持っていれば、時刻と角度を行き来できます。
北の空は回り方が違う
北の空では、星は沈まずに北極星のまわりを反時計回りに回ります。
北極星は地軸のほぼ延長線上にあるため、ほとんど動きません。
北極星の高度は、その土地の緯度と同じになります。北へ行くほど高く見えます。
押さえどころ
- 1時間に15°(360°÷24時間)
- 南の空:東 → 南 → 西/北の空:北極星を中心に反時計回り
- 北極星の高度=その土地の緯度
自分の資料を差し込む星の動きの観察記録、写真
覚えているか — この面の言葉
黒い部分をタップすると答えが出ます。
| 用語 | 意味 |
|---|
| 日周運動 | 自転によって、天体が1日で1回りして見える動き |
| 15° | 星が1時間に動く角度(360°÷24時間) |
| 北極星 | 地軸の延長上にあり、ほとんど動かない星 |
| 緯度 | 北極星の高度と等しくなる値 |
ねらい
- 同じ時刻の星が1か月で30°ずれることを、根拠つきで言える
- 季節によって見える星座が変わる理由を説明できる
- 真夜中に南中する星座の位置を言える
この面で使う言葉
- 年周運動
- 公転によって、同じ時刻に見える星の位置が少しずつずれる動き
- 公転
- 地球が1年かけて太陽のまわりを回ること
- 1か月30°
- 360°÷12か月。同じ時刻の星がずれる角度
1年の動き(年周運動)
地球は1年かけて太陽のまわりを回ります。そのため同じ時刻に見える星の位置が、
少しずつ西へずれていきます。1年で360°なので、360 ÷ 12 = 30°。1日ではおよそ1°です。
季節の星座が変わる理由
真夜中は、太陽と反対の方を向いています。だから太陽の反対側にある星座が
真南に見えます。地球が動けば「反対側」も変わるので、季節ごとに見える星座が入れかわります。
逆に、太陽と同じ方向にある星座は、昼の空にあるため見えません。
押さえどころ
- 同じ時刻の星は、1か月で約30°西へ(1日では約1°)
- 原因は公転(日周運動の原因は自転。混同しやすい)
- 真夜中に南に見えるのは、太陽の反対側にある星座
自分の資料を差し込む季節の星座の図、資料集のページ
覚えているか — この面の言葉
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| 用語 | 意味 |
|---|
| 年周運動 | 公転によって、同じ時刻の星の位置がずれていく動き |
| 公転 | 地球が1年かけて太陽のまわりを回ること |
| 30° | 同じ時刻の星が1か月でずれる角度 |
| 太陽の反対側 | 真夜中に南中する星座がある方向 |
ねらい
- 南中高度を式で求められる(春分秋分=90−緯度)
- 夏至と冬至で±23.4°になる理由を、地軸の傾きで説明できる
- 南中高度と季節・気温のつながりを言える
この面で使う言葉
- 南中高度
- 天体が真南に来たときの、地平線からの角度
- 地軸の傾き
- 公転面に対して23.4°傾いていること
- 夏至
- 南中高度が最も高くなる日
- 冬至
- 南中高度が最も低くなる日
太陽の高さは、式で出せる
地軸が23.4°傾いているため、季節で太陽の高さが変わります。
北緯35°の地点なら、次のとおりです。
| 時期 | 式 | 南中高度 |
| 春分・秋分 | 90 − 緯度 | 55° |
| 夏至 | 90 − 緯度 + 23.4 | 78.4° |
| 冬至 | 90 − 緯度 − 23.4 | 31.6° |
高いほど、同じ面積の地面が受け取る日光が強くなります。夏が暑いのは、
気温の変化が太陽の高さと日照時間で決まるためです。
押さえどころ
- 春分・秋分の南中高度=90 − 緯度
- 夏至は+23.4°、冬至は−23.4°(地軸の傾きぶん)
- 夏至と冬至の差は46.8°(23.4×2)
自分の資料を差し込む観測記録、教科書の図
覚えているか — この面の言葉
黒い部分をタップすると答えが出ます。
| 用語 | 意味 |
|---|
| 南中高度 | 天体が真南に来たときの、地平線からの角度 |
| 90−緯度 | 春分・秋分の南中高度を求める式 |
| 23.4° | 地軸の傾き。夏至と冬至でこのぶん上下する |
| 46.8° | 夏至と冬至の南中高度の差 |
ねらい
- 選択問題で、動きと数字を確かめる
- 間違えたところは前の面へ戻って読み直す
確認テスト
Q1星が東から西へ動いて見えるのは、何が起きているからか。
Q2星は1時間に約何度動いて見えるか。
Q3北の空の星は、何を中心にどちら回りに動いて見えるか。
Q4同じ時刻に見える星の位置は、1か月でどれだけ動くか。
Q5真夜中に南の空に見える星座は、どの位置にあるか。
Q6北緯35°の地点で、春分の日の太陽の南中高度はどれか。
Q7同じ地点で、南中高度が最も高くなるのはいつか。
Q8北極星の高度は、その土地の何と等しいか。
ねらい
- この面だけで、星の動きを通しで確かめられる
- 思い出せないところは、その面へ戻って読み直す
全体チェック
この1枚に全部入っています。
① なぜ動くのか
🔍 動いているのは星ではなく、こちら(地球)。
- 星が東から西へ動いて見えるのは、地球が西から東へ自転しているから
- 天球=空を、自分を中心とした球の内側と考えたもの
- 天頂=真上/子午線=天頂を通る南北の線/南中=真南に来ること
② 1日の動き
🔍 24時間で360°。だから1時間で15°。
- 1時間に 15°(360°÷24時間)
- 南の空:東 → 南 → 西/北の空:北極星を中心に反時計回り
- 北極星がほとんど動かないのは、地軸の延長線上にあるから
- 北極星の高度=その土地の緯度
③ 1年の動き
🔍 1年で360°。だから1か月で30°。
- 同じ時刻の星は1か月で 約30°西へ(1日では約1°)
- 原因は公転。日周運動の原因である自転と混同しやすい
- 真夜中に南に見えるのは、太陽の反対側にある星座
- 太陽と同じ方向の星座は、昼の空にあるため見えない
④ 太陽の高さ
🔍 地軸が23.4°傾いているから、季節ができる。
- 春分・秋分=90 − 緯度(北緯35°なら55°)
- 夏至=90 − 緯度 +23.4(78.4°)/冬至=90 − 緯度 −23.4(31.6°)
- 夏至と冬至の差は 46.8°(23.4×2)
- 高いほど日光が強く当たるので、気温が上がる