直近5年で繰り返し問われている論点だけを、数字が見える図にしてまとめました。最後に本試験と同じ形式(5肢択一・選択式)で確かめられます。
図1:割増賃金率の積み上げ
| 時間外 | 月60時間超 | 休日 | 深夜 |
|---|---|---|---|
| 25%以上 | 50%以上 | 35%以上 | 25%以上 |
深夜は原則 22 時から翌 5 時。時間外+深夜=50%以上、休日+深夜=60%以上。
図2:時間外労働の上限規制
| 原則 | 月 45 時間・年 360 時間 |
|---|---|
| 特別条項(年) | 720 時間以内(休日労働を含まない) |
| 特別条項(単月) | 100 時間未満(休日労働を含む) |
| 複数月平均 | 80 時間以内(2〜6か月のいずれも) |
| 月45時間超 | 年 6 か月まで |
図3:付与日数と時季指定義務
黒い部分をタップすると答えが出ます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 8時間 | 法定労働時間(1日)。1週は40時間 |
| 45分 | 労働時間が6時間を「超える」場合の休憩 |
| 1時間 | 労働時間が8時間を「超える」場合の休憩 |
| 4週4日 | 変形休日制。原則は毎週1回の休日 |
| 60% | 使用者の責めに帰すべき休業のときの休業手当(平均賃金の割合) |
2024年4月〜すべての労働者に対し、次が追加されました。
| 全員 | 就業の場所・従事すべき業務の変更の範囲 |
|---|---|
| 有期のみ | 通算契約期間または更新回数の上限 |
| 無期転換時 | 無期転換申込機会と、転換後の労働条件 |
「変更の範囲」は、雇入れ直後の内容だけでなく、将来の配置転換の範囲まで示す点が新しいところです。
図4:解雇予告の日数
| 作成義務 | 常時10人以上の労働者を使用する事業場 |
|---|---|
| 絶対的必要記載事項 | ①労働時間関係(始業終業・休憩・休日・休暇・交替)②賃金関係(決定・計算・支払方法、締切・支払時期、昇給)③退職関係(解雇の事由を含む) |
| 手続 | 過半数代表の意見を聴く(同意までは不要)→ 行政官庁へ届出 → 周知 |
通貨払・直接払・全額払・毎月1回以上払・一定期日払
直接払には例外がなく、代理人への支払いは違反です(本人同意による口座振込は可)。
| 就業規則の作成義務 | 常時 10 人以上 |
|---|---|
| 解雇予告 | 30 日前、または 30 日分以上の平均賃金 |
| 賃金請求権の時効 | 当分の間 3 年(退職手当は 5 年) |
| 年次有給休暇の時効 | 2 年 |
| 休業手当 | 平均賃金の 60%以上 |
黒い部分をタップすると答えが出ます。
| 用語 | 内容 |
|---|---|
| 平均賃金 | 算定事由の発生日以前3か月間の賃金総額を、その期間の総日数で割った額 |
| 管理監督者 | 労働時間・休憩・休日が適用除外。深夜割増と年休は適用される |
| 高度プロフェッショナル制度 | 年収要件を満たす専門業務。時間外・休日・深夜の割増がいずれも適用されない |
| 専門業務型裁量労働制 | 2024年4月から本人の同意と、同意の撤回手続の定めが必要になった |
図5:規模別の選任・実施義務
| 選任するもの | 規模 | 補足 |
|---|---|---|
| 総括安全衛生管理者 | 100・300・1000人以上 | 業種で分かれる(林業・鉱業・建設業・運送業・清掃業=100人) |
| 安全管理者 | 50人以上 | 一定の業種のみ |
| 衛生管理者 | 50人以上 | 全業種。規模が大きいほど人数が増える |
| 産業医 | 50人以上 | 全業種。1000人以上(有害業務は500人以上)で専属 |
| 安全衛生推進者等 | 10人以上50人未満 | 選任は14日以内 |
| 雇入時 | 常時使用する労働者を雇い入れるとき |
|---|---|
| 定期 | 1年以内ごとに1回 |
| 特定業務従事者 | 配置替えの際と6か月以内ごとに1回(深夜業を含む) |
| 結果の通知 | 異常の所見の有無にかかわらず全員に通知 |
| 結果報告 | 常時50人以上の事業場が所轄労働基準監督署長へ |
図6:面接指導が義務になる時間
出題範囲に入る職場の熱中症対策(2025年6月1日施行)
WBGT28以上または気温31度以上で、連続1時間以上または1日4時間を超えて行うことが見込まれる作業が対象。①報告体制の整備 ②悪化を防ぐ措置の手順作成 ③関係者への周知が義務で、罰則もあります。
2025年度試験では基準日前で範囲外でした。ここが昨年からの変更点です。
出題範囲に入る個人事業者等の安全衛生対策(2026年4月1日 一部施行)/化学物質の自律的管理(2026年4月1日にラベル表示・SDS交付・リスクアセスメントの対象物が追加)
| 衛生管理者・産業医・衛生委員会 | 常時 50 人以上 |
|---|---|
| 安全衛生推進者等 | 常時 10 人以上50人未満 |
| 定期健康診断 | 1年 以内ごとに1回 |
| 特定業務従事者の健診 | 6か月 以内ごとに1回 |
| 面接指導(一般) | 月 80 時間超+疲労の蓄積+申出 |
| 面接指導(研究開発) | 月 100 時間超(申出不要) |
| ストレスチェック | 常時 50 人以上に義務・1年 以内ごとに1回 |
問題文の左にある印が、正しいものを選ぶのか誤っているものを選ぶのかを示しています。選択肢を押すと採点され、すべての肢について解説が出ます。
Q1正しいもの労働基準法の労働時間・休憩・休日に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
Q2誤っているもの割増賃金に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
Q3誤っているもの時間外労働の上限規制(36協定)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
Q4正しいもの年次有給休暇に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
Q5誤っているもの労働契約の締結・終了に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
Q6正しいもの安全衛生管理体制に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
Q7誤っているもの健康診断および面接指導に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
Q8誤っているもの労働安全衛生法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。(2027年度受験を前提とする)
使用者は、労働者に対して、1週間について A 時間を超えて労働させてはならない。また、時間外労働の上限は、原則として1か月 B 時間、1年 C 時間である。時間外労働が1か月 D 時間を超えた場合の割増賃金率は E 割以上でなければならない。
| ① 時間とお金 | 12/12 今日1 | |
| ② 契約と規則 | 10/11 今日2 | |
| ③ 安衛法の体制 | 8/11 今日1 | |
| ④ 確認テスト | 6/11 今日2 |
復習の間隔は 3日 → 7日 → 14日。設定で変えられます。
思い出せたら「OK」、あやしければ「もう一度」。押した結果が上の表に返ります。